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​得点率アップのために

みなさんは、評論家ではなくプレーヤーです。自分の力で得点率をアップさせなければなりません。

その方法論について書いてみたいと思います。

最初に、大変残念なのですが、動画解説タイプの教室での一番の弱点がこの部分になります。つまり、講師である私がみなさんの進捗状況をチェックしたり、その上でのアドバイスをすることができません。なので、これから書くことは、本教室の受講生にみなさんの場合は動画を視聴したうえで次に何を行うべきか、という話になります。しかしながら、動画を視聴して正しく数学を学んだみなさんならば、得点率アップの盤石な土台は出来上がっていると思うので、あとはジャンプするだけです!

まずは、動画で解説した問題が自分で再現できるか、そこに自分なりの意味を持てるか、を試してください。その際に以下のポイントに注意してください。

ポイントは3点あります

1つ目は、基本的なテクニックが習得できているかです。もし、学校で小テストがある場合はその点数に関わってくる部分です。解答の流れの理解が浅くても、テクニックとして適用すればできたと判断されるような内容です。数学Ⅰでは平方完成や正弦定理余弦定理の活用、数学Ⅱでは点と直線の距離や三角関数の合成、数学Ⅲでは微分をする問題、といったものがこれに当てはまります。ただし、事前にテストの出題範囲が公開されていたり、問題文に使うテクニックが書いてあるような場合です。

れはほぼ100%テクニックの習得を試されており、これは反復練習によって身に着けてください。

2つ目は、先ほど書いた基本テクニックにおいて、事前に出題範囲が公開されていないものや、教科書例題の問題のように、問題には使うテクニックが書いていない場合です。

この場合は、動画で解説する原理や基本の意味を理解したり、活用すべき時を把握している必要があります。

動画をきちんと視聴しているのにもかかわらず、このような問題に手が出ない場合は、まだ理解が浅いか、問題慣れしていないかの2つに分かれると思います。

理解が浅い場合はさらに繰り返し動画を視聴してください。

問題慣れしていない場合は、いったん休息を入れるのも一つの手です。翌日、あるいは3日後、場合によっては1週間後に改めて取り組むと理解が深まっている場合があります。

このようなケースは、普段頑張りすぎているという場合も多いです。ただし、くれぐれも頑張っているフリをして休息をとるという、自分自身をあざむくようなことはしないよう。

​3つめは発展問題にいかにに対応するかです。ここまでくると、応用と組み合わせの連続になります。

このような力は、つけるのに時間がかかることをまず自覚して、気長にのんびりやってください。

飲み込みが早い人だと、動画の発展問題の解法をすぐに自分のものにしてしまうかもしれません。しかし、初めて出会う問題に対していかに取り組むか、というのは、数学そのものに慣れてきて、動画で説明した原理や基本を会得している必要があります。

数学が得意な人は、これを自分の感覚でできてしまうケースです。

しかし、苦手な人も、動画での説明があるので、上達の土台はすでにありますから、感覚的に会得できる日が来ることを待ち望んで、焦らずにやってください。

以上のポイントを把握して、自分ですべき自学自習の内容を選別して、継続的に取り組んでください。

​動画は3日に1本公開されるので、無理ない日程、でもボーっとしてると次の動画が公開される、という日程です。

​幸運を祈っています。

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